バッティングセンター

バッティングセンターに連れて行く?

メジャーで活躍するイチロー選手が少年時代、父の宣之さんと一緒に、毎日のようにバッティングセンターで練習していたのは有名な話です。このことが話題になってから、バッティングセンターに親子連れが急に増えたといいます。

 

 

そんな親子ずれを見ていて気になったことがあります。それは、父親や母親がゲージの外で子供に目を光らせている光景です。「体が開いているぞ!」とか、「スイングがどうのこうの〜?」とか、色々とアドバイスをしています。(身の覚えあり…)

 

 

その時の子供の顔をみると、嫌な顔をしています。イチロー選手は、少年野球当時の頃を振り返って次のように言っていました。

 

 

「僕が父に頼んで、バッティングセンターへ連れて行ってもらっていたのです。」

 

 

ある子供は、父に言われてバッティングセンターで時速90キロのボールを50球打ちました。別のある子供は、父にお願いをしてバッティングセンターへ連れて行ってもらい、同様に時速90キロのボールを50球打ちました。どちらの子供がバッティンング技術が身に付くのでしょうか?

 

 

当然、後者の子供です。自分からすすんでやったことは身に付きますが、他人に言われてやったことは身に付きません。子供への野球指導のポイントはここです。親の役目はバッティングセンターへ連れていくのではなく、バッティングセンターに行きたがるようにすることなのです。