少年野球

イチロー選手の凄さ

日本のプロ野球で7年連続首位打者となり、メジャーへ渡り、メジャーでも大活躍、日米でも最多安打を記録するなど、数々の金字塔を打ち立て、尚も進化し続けるイチロー選手。

 

 

そのイチロー選手のオリックス時代の話。某プロ野球関係者がイチロー選手から不意に新しいボールを2つ渡され、「どちらのボールが重いと感じますか?」と訪ねられたそうです。

 

 

その2つのボールを手にした某プロ野球関係は、当然のことのように、「同じ重さだよ!」と答えました。そうしたら、イチロー選手、「こっちのボールの方が湿気を帯びていて少し重いよ!」と1つのボールを指差して言ってそうです。

 

 

人間は、自分の頭の中にある先入観に強く左右されてしまうものです。つまり。某プロ野球関係は、「ボールの重さは同じだ」という先入観があったために、その重さの違いに気付かなかったのです。人間は、同じものを見たり、聞いたり、触ったりしても、全員が同じことを感じるとは限りません。個々のフィルターを通して、物を見ています。

 

 

イチロー選手は、またこんなことも言いました。「鉄のボールとゴムのボールを投げるときに、同じフォームで投げますか?」と。そして「ぼくは、ボールの重さの違いでも、フォームを微調整しているんです。」と某プロ野球関係へ答えたそうです。イチロー選手はボールの重さに何グラムでも違いがあれば、投げ方を調整すべきと考えているのです。

 

 

バッティングにおいても同様で、木製のバットは季節によって湿気に影響され重さが違ってきます。しかし、多くの選手はバットを同じ重さだと思い、同じようにスイングしています。それに対してイチロー選手は、やはりバットの重さの違いを敏感に感じて、フォームを調整するといいます。

 

 

人間はあらゆることで、物事を先入観というフィルターで見てしまいます。少年野球においても、ついつい大人の目線で子供達を捉えてしまうことがあります。少年野球で子供と接する際、時には先入観を捨て、子供と少年野球への取り組み方を考えてみるものいいですよ♪

 

 

マニュアル通りに基本練習を積むことは大切。でも時に、先入観を捨ててみる、そんな中に新しい子供の魅力を発見することもあります。外でやる野球の練習以外でも、家庭で食事の時間、子供と風呂に一緒に入る際などに、こういったイチロー選手の話などをし、それをきっかけに、「お前、最近、野球の方はどうだ?」と聞いたりしています。

 

 

すると、以外な答えが返ってきたりします。バッティングの指導においでも、「こうして打て!」と教えたことが、子供へはしっくりいっていなかった場合など、ぽろっと本音が見えたりします。

 

 

そんな時は、「そうか!じゃ、次はお前の思うようにやってみろ」と子供に自主性を持たせることもあります。親子で少年野球に取り組むときには、違った角度からモノを見てみるもの大切だと感じています。少年野球コーチの戯言でした。